自社のオリジナリティーを明確にした組織づくりを支援
東京のコンサル・中林秀之事務所のお客様の声
多くの中小企業では、どうしても緊急の対応、短期的な利益追求のみに時間が割かれがちで、本来の「自社だけの価値の明確化」といった、自社のオリジナリティーを構築する組織活動に時間を割けていないのが現状です。
そうした現状を打破するためにも、社内のスタッフだけで方針・対応策を考えるのではなく、社外の支援者・コンサルティングを含めて協議する場を設けることをおすすめします。社員一人ひとりが「働く意味」を見いだし、引いては「会社の存在意義」を自覚して行けるように、組織づくりをサポートいたします。
競争力の強化を目指して経営基盤の再構築に努めてまいります
「センスメイキング」や関連した理論のモデルを考察するとき、例えばトヨタの「現地・現物」などの事例を思い浮かべる方も多いと推測します。現場における実践とそこから得た知の活用は、実は日本の企業が伝統的に得手としていることでもあります。ただし、人数規模がそれほど大きくない多くの中小企業においては、理論は理解できていてもそれを実際に実践していくとなると仕組みづくりに必要なリソース面などがハードルとなり、実践に結びついていないのが現状です。
そのような中小企業を主な対象としてコンサルティングサービスを提供して行くに当たり、「競争力の源泉」を明確化するメソッドとして、この「センスメイキング」の考え方を強く打ち出していきたいと考えています。企業様における、組織固有の成り立ち、歴史背景、ストーリーなどの様々な観点から、社員がよりシンプルに共同の学びの場を得られるように、経営基盤の再構築に努めてまいります。
長きに亘り実績を挙げていけるよう事業経営をサポート
「企業経営を長く続けていれば、必ず良い時も悪い時もある」というフレーズは、ベテラン経営者のほとんどの方々が身に染みて納得する感覚であると考えます。3年で70%近く、10年で90%以上の会社がなくなるともいわれる現状において、数十年以上経営が続く企業は稀有な存在です。
そうした厳しい状況ではありますが前向きな観点による評価もあり、日本は他国に比べて長期的な経営に成功している企業の割合が多いともいわれています。実際に大手の有名な企業においては100年以上続く企業もしくはそれに準じた企業も数多くあり、世界の有識者からも度々注目を浴びています。また、現時点でそれほど知名度はなくても、数十年以上経営を続けている企業も多く存在します。これまで長年に亘ってコンサルティングの業務に携わる中、そうした実績を挙げている多くの企業を支援してきております。
全体のバランスにしっかり注目しながら経営体制をフォロー
長期に亘って経営を維持している企業は、業界や商材が異なっていてもある一定の共通点が見受けられます。そうした企業は創業当初からの根本的な考え方を大事に維持しながら、平行して常に変革・イノベーションに取り組んでいくという感覚が体質として定着しているという共通点を持っています。長きに亘って経営を続けていると外部を取り巻く環境が変化していくことは必然ですが、そうした変化に左右されずに創業当初の根本的な考え方を大事にしています。
自社の存在意義を見失いがちな激変期にこそ、自身の基本的な考え方や目指すあり方などを振り返りながら対応策を模索する、強い精神的基盤を有している企業は成功しているといえます。ただし、自社の考えに固執し過ぎて、「制限された信念」に囚われてしまうというリスクに陥らないように配慮することが大事になります。そうしたバランスにしっかり注目しながら、全体の経営体制をフォローいたします。